もち病 学名 Exobasidium gracilis
分類 担子菌類
加害樹 サザンカ、チャ、ツツジ
病患部裏面の担子胞子が飛散して、若い芽に侵入し、菌糸の状態で越冬する。翌年、展葉と同時に発病すると考えられている。
病原菌が組織内に侵入すると、植物ホルモンであるインドール酢酸(オーキシン)を生成する。そのために患部が、肥大すると言われている。
加害部 葉、新芽、花弁
加害時期 5月〜6月
防除方法 患部裏面に白粉が生じる前に、摘まみ取り、焼却するか土に埋没する。
人への害 特に無し。
展開中の葉芽が緑白色、黄白色または淡紅色となり、健全葉の5〜6倍に肥厚する。裏面は白色粉状物に覆われる。
写真のように、サザンカの新葉が、耳たぶのようになっていた。この時はまだ、葉の裏に白粉は生じていない。
サザンカ病患部

横浜市
根岸森林公園
040507
ツツジ病患部

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