イチョウ

学名 Ginkgo biloba
別名 ギンナン
公孫樹、銀杏、白果、鴨脚(中)
銀杏、公孫樹 分類 裸子植物イチョウ科イチョウ属 (落葉高木)、有毒植物
中国名の鴨脚の、宋代の音「イーチャオ」が訛ったとされる。葉が、鴨の水掻きのある足に似ているから。別名ギンナンは銀杏の読み。学名のGinkgoは、誤記をリンネが採用したため。正しくは銀杏(GinkyoあるいはGinkioか)。 原産・分布 中国原産 (正確な渡来時期は不明)
神奈川県 神社、公園、街路に広く植採される。有名な大木は、鎌倉八幡宮(推定樹齢800年)、茅ヶ崎鶴嶺八幡(推定樹齢950年)がある。
用途 街路・公園樹、碁盤、将棋盤、器具・建築材
中国安徽省南部に野生する。しかし全世界を見ても、1科1属1種で仲間はいない。中生代から新生代第三期までにわたり多くの化石が見つかっていて、化石植物とも言われる。
丈夫で、長命。幹は直立し、樹高30mになる。よく分岐し、萌芽力もある。
横浜の保土ヶ谷公園には、見事なイチョウ並木がある。2007年はライトアップをしていた。
黄葉

横浜市
保土ヶ谷公園
071205
イチョウ幹
樹皮は淡灰褐色で、縦に浅く割れ目ができる。
枝の付け根から、乳と呼ばれる気根が出ることがある。
材は黄白色で柔らかく緻密。碁盤、将棋盤、木地材、彫刻材などに使われる。樹脂細胞が無いのでまな板にするのに最も良い木とされる。
幹・気根

港区
自然教育園付近
040730
イチョウ幹
イチョウ(鴨脚)の語源となった葉。中央の切れ込みは、写真の様に大きいものから、ほとんど無いものまで、変異がある。
葉脈は数回分岐して葉の縁まで達する並行脈。
★薬効★しもやけ、冠動脈硬化による心臓病。
★食★クスサン


世田谷区
瀬田
040428
雌雄異株。
短枝から数枚の新葉とともに、数個の花序が出る。雄花は長さ2cmほどの尾状花序。花被は無く、雄しべが多数つくのが見える。
★花粉散布★風散布。
雄花

新宿区
代々木公園
120415
裸子植物であり、果実のように見えるが、枝には黄色い種子が下垂する。
柔らかく悪臭のある部分は外種皮外層で、硬い外種皮内層と薄い内種皮以下を銀杏(または白果)と呼んで食用にする。
★毒★外種皮にフェノール性物質を含み、皮膚につくとかぶれる。
★薬効★鎮咳去痰、しもやけ(生薬名「白果仁」種皮を取り去ったもの)。青酸配糖体を含むため、大量摂取すると青酸中毒をおこす。
★種子散布★動物による被食型散布と考えられている。今の地球上に外種皮の臭さに耐えられる散布者がいないため、自然繁殖しない。
種子

杉並区
荻窪
100918
長枝から、短枝が直角に突き出る。短枝の先には、半球形の頂芽がある。 冬芽

立川市
昭和公園
050306
春、一斉に短枝の先から芽吹く。 新芽

丹沢
七沢
080412
イチョウ幹

樹木の写真Top