イヌザンショウ

学名 Fagara schinifolium
別名
犬山椒 分類 ミカン科イヌザンショウ属 (落葉低木)
サンショウに似ているが葉の香りが悪いことから。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州。朝鮮、中国
神奈川県 全域に分布する。山地下部、丘陵地の林内に生える。
用途 特になし
山地に生え、高さ2〜4mになる。よく似るサンショウは葉や実に芳香があるが、イヌザンショウは香りがほとんど無い。サンショウに比べて花序は大きくなり目立つ。写真は雄木。

上野原市
秋山
110816
太くなった幹には、刺が独特の形状で残る。あるいはほとんど目立たなくなる樹もある。
樹皮はサンショウのような凹凸もなく、極めて普通のミカン科の樹皮に見える。


上野原市
秋山
160210
葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は5〜11対あり、長さ1〜4cmの狭披針形または狭卵形。縁には低い鋸歯がある。表面は濃緑色で光沢がある。
★食★ナミアゲハクロアゲハカラスアゲハモンキアゲハ


上野原市
秋山
120815
雌雄異株
7〜8月に、枝先に円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を多数付ける。雄花は雄しべを5本(〜6本)つける。雌しべは退化している。花被片は小さい。
虫媒花であり、花の盛りのときはいろいろな虫がやってきて賑わう。
雄花

上野原市
秋山
120815
果実は乾果(袋果)で、5mmほどの偏平な球形。赤褐色に熟し、2裂して光沢のある黒い種子を出す。
仲間のカラスザンショウはいろいろな鳥が実を好むが、イヌザンショウはどうなのだろう。


上野原市
秋山
121011
果実が全部無くなってみると、果柄の鮮紅色が目立つ。種子散布のために、鳥に果実の場所を教えている、とも言われるが。 果柄

上野原市
秋山
161017
秋には黄色く色づくが、綺麗な印象ではない。
黄葉

上野原市
秋山
111117
冬芽はお椀を伏せたような半球形。葉痕は心形あるいは半円形で維管束痕は目立たない。
枝には棘があるが、サンショウのように対生しない。不規則に点在する。
冬芽

上野原市
秋山
160210

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