クロウメモドキ

学名 Rhamnus japonica var. decipiens
別名 ドスナラ、ドクバラ、トリトマラズ
黒梅擬 分類 クロウメモドキ科クロウメモドキ属 (落葉低木)
ウメに似た黒い実の成る木。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州
神奈川県 箱根、丹沢、小仏山地に生える。
用途 特になし
高さは2〜6mくらいになる。よく分枝してこんもりするが、写真のように対生の短枝に葉を束生する。

丹沢
姫次
070916
クロウメモドキ枝
幹は灰色で、不規則に割れ目が入る。あまり特徴のない樹皮と言える。

丹沢
城ヶ尾峠
080706
クロウメモドキ幹
葉は長枝に対生、短枝に束生するが、微妙にズレがある。葉身は倒卵形、基部はくさび形、先はやや鈍頭、縁には低い細鋸歯がある。上面はほぼ無毛、裏面は脈上が有毛。

丹沢
姫次
070916
クロウメモドキ葉
核果は倒卵状球形で、10月ころに黒く熟す。
〜ウメモドキの名の植物は多いが、どれも梅の実には似ていない。


丹沢
城ヶ尾峠
081012
クロウメモドキ葉
対生につく短枝の先に、小さな冬芽がある。芽鱗は数枚で。若い枝とと同じ淡赤褐色だが、枝よりは少し赤みを帯びている。 冬芽

丹沢
城ヶ尾峠
090112
長枝の先端は、冬には枯れるか刺状になっている。この棘が別名の由来か。 枝先

丹沢
城ヶ尾峠
110104

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