マユミ

学名 Euonymus sieboldianus
別名 カンサイマユミ
真弓 分類 ニシキギ科ニシキギ属 (落葉低木)
昔、丸木弓を作ったことから。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州、朝鮮南部、中国、樺太、南千島
神奈川県 全域に分布するが、やや低地に偏る。
用途 庭木、小箱、玩具、櫛
山野に普通に生える。雄樹と雌樹があるため実のつかない木がある。
秋の葉は、紅葉もするが緑のままで遅くまで残ることが多い。写真は実と紅葉が程よくきれいになっていた。
庭木や公園樹としてもよく植えられている。


群馬県
みなかみ町
赤谷
071104
マユミ樹
樹皮は灰色で、成長すると写真のように、縦に裂け目が入り、縞模様になる。
材は白く、緻密で狂いが少ない。弓をつくったと言われ、枝はよくしなる。


横浜市
舞岡公園
040215
マユミ幹
葉は対生、葉身は楕円形または倒卵状楕円形で、先は尖る。縁には波状になり、細かい鋸歯がある。


横浜市
港北区
篠原園地
060802
マユミ葉
雌雄異株。5〜6月に今年枝の基部から集散花序を出し、淡緑色の花を開く。
花言葉「真心、艶めき、あなたの魅力を心に刻む」 地味な花ではあるが。
雌花

藤沢市
六会
050513
マユミ雌花
刮ハは、淡紅色に熟すと4つに裂け、仮種皮に包まれた、赤い種子が現われる。秋から冬に目立つ。
赤い仮種皮が、ニシキギ科の果実の特徴といえる。


群馬県
みなかみ町
三国峠
071104
マユミ実
ニシキギの仲間で落葉木は、一般的に紅葉が綺麗。マユミは、葉が秋遅くまで緑で残ることが多いようだ。そのうちの一部が、綺麗に紅葉する。 紅葉

横浜市
港北区
(植栽)
041107
マユミ紅葉
枝は、暖地では緑色、寒冷地では帯紫褐色になる。断面は、ほぼ四角形で無毛。
冬芽は卵形で先は鈍く尖る。芽鱗は枝と同色。芽鱗に白っぽい縁取りがある。
冬芽

横浜市
鶴見区
050210
マユミ冬芽
各枝の先端の数芽が芽吹く。 芽吹き

横浜市
港北区
篠原園地
110314
マユミ芽吹き

樹木の写真Top