ナツメ 学名 Zizyphus jujuba Mill.
別名 棗(中)
分類 クロウメモドキ科ナツメ属 (落葉小高木)
夏芽の意味。初夏になって芽をだすため。 原産・分布 中国北部原産(平安朝には栽培されていた)
神奈川県 自生はない
用途 庭木 (古くは菓子として、近年は薬用として栽培された)
樹皮は灰黒色、太くなると縦に裂ける。棘があるのは、母種のサネブトナツメ。
子供の頃、家の井戸の横に植えられていて、秋には赤い実を沢山落とすのを覚えている。今は、井戸と一緒になくなっている。


大田区
大森
040603
葉は互生する。葉柄は1〜5mmと短い。葉身は卵形または卵状披針形、縁には鈍鋸歯がある。表裏ともに無毛。基部から3主脈が出る。
6月頃に葉腋に黄色い小さな花を数個開く。花弁、萼、雄しべともに5個。
花・葉

大田区
大森
040603
果実は楕円形の核果で、秋に赤褐色に熟す。リンゴのような味だが、パサパサしていて、子供の頃、美味しくはなかった。
実には薬効があり、乾して食用、あるいはナツメ酒にして飲むと言う。


小田原市
荻窪
061014

樹木の写真Top