ナツミカン

学名 Citrus Natsudaidai
別名 ナツダイダイ
夏蜜柑 分類 ミカン科ミカン属 (常緑小高木)
夏に採れるミカンの意。 原産・分布 栽培品種。原木は山口県長門市にあり天然記念物。
神奈川県 庭木として多く植えられている。
用途 庭木、果樹
高さ3m程になり、よく枝を分ける。若枝は緑色で偏平、稜角があり葉腋から短い棘が出る。
明治時代に山口県に広まり、日本の各地に植えられている。庭木としても植えられる。


川崎市
(植栽)
040506
ナツミカン樹
葉は対生し、葉身は楕円状披針形、縁には低い鈍鋸歯がある。両面無毛で革質。葉柄には狭い翼がある。

川崎市
(植栽)
040506
ナツミカン葉
5〜6月に枝先の葉腋に白色5弁の花を開く。多くは単生するが、ときに6〜7花が、総状花序につくことがある。


川崎市
(植栽)
040506
ナツミカン花
果実は翌年の4〜6月に熟す。直径12cm、重さ500g程になる。果皮は厚い。果肉は多汁で酸味が強い。
ナツミカンの園芸品種であるアマナツは、酸味が少なく甘い。
果皮にはビタミン類、フラボン類、精油類が含まれ芳香がある。ナツミカン酒にしたり、風呂に入れて入浴剤として利用される。


横浜市
港北区
(植栽)
050404
ナツミカン実

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