篠原園地のたぬき

2008年1月
2008年3月

2007年の冬に林地の下刈りを始めた。林地が4〜5年放置され、藪になってきていた。
始めて少しすると、笹ヤブの中にタヌキのため糞を発見した。
それほど大量ではないが、かなり新鮮な状態に見えた。まだ生の糞もある。

2008年1月に、自然保護協会からセンサーカメラを借りて、タヌキの姿を写真に撮ってみることにした。
以下は、その記録です。

                                    

笹ヤブでため糞を発見

まだ、生々しい糞もある

周辺には歩いた跡らしいけもの道も

少し離れたサクラの木の又には、糞に混ざった大量の種子

センサーカメラを3台仕掛けた

ため糞のトイレにも

早速、斜面のけもの道に出演してくれた

同じ道の帰り まるまると冬の体型をしている

ため糞トイレにて、イヌと同じような姿勢をする(15日20:49)

今度は、お尻を向けて(16日19:15)

ため糞トイレには何回も来るようだ(16日18:54)

また来た(16日23:18)

残念ながらタヌキ以外の動物は写らなかった。
またこのタヌキ君(雄雌はよく分かりません)は独り者のようで、ツーショットでカメラに納まることはなかった。
こう言う都会のタヌキが、相手にめぐり合って、子供が生まれることはあるのだろうか。
興味はつきない。
ちなみに、下刈りはタヌキの生活圏を避けて、周辺部を実施している。

その後、3月に入りもう一度、ため糞トイレにカメラをしかけてみた。
すると、同伴者が一緒だった。
これはひょっとすると、子ダヌキも期待できるかもしれない。


2匹の区別は難しいが、右側が先住者のように見える

この日(夜)は2回目(3月3日20:39)

3月4日19:13

大量のサクラの種子は、割って仁(じん)を食べていた

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