林試の森公園

 

林試の森公園は東京都にあり、神奈川県ではありません。が、近くにあり素敵なところなので、ご紹介します。

 

(東京都公園管理協会のホームページより)

明治33年(1900年)6月に当時の農商務省林野整理局が「目黒試験苗圃」としてスタートしたのが始まりで、
その後「林業試験場」に名称を変更、林野庁の付属となり昭和53年まで営々として使用されてきました。
 そして、筑波研究学園都市の建設に伴い、移転した跡地を整備し、「目黒公園」の暫定開放期間を経て、
平成元年6月1日に「都立林試の森公園」として生まれ変わり開園しました。
 この公園は東西に700m、南北に250mと細長く、外周の園路をぐるっと一周すると45分程で廻れます。

所在地: 目黒区下目黒五丁目、品川区小山台二丁目  

( http://www.tokyo-park.or.jp/kouen/park.cgi?id=73 )

 

交通

東急目黒線・地下鉄三田線・地下鉄南北線「武蔵小山」徒歩10分
JR渋谷駅から東急バス(恵比寿経由)五反田行き(72系統)「林試の森入口」下車 徒歩1分

概要

開園年月日 平成元年6月1日
開園面積 120,762.91平方メートル
樹木数 高木:約6,732本(株)
主な植物 クス、アカガシ、ケヤキ、プラタナス、ラクウショウ、
アベマキ、ホウチャクソウ、カントウタンポポ
施設 会議室(展示ルーム)、デイキャンプ場、ジャブジャブ池、冒険広場、幼児コーナー

 

 2004年10月31日

 

東急目黒線の武蔵小山駅は、地下駅化の工事が続いている。
駅を降りて、案内の道標に従って歩くと、集合住宅の間を通って鬱蒼とした公園に入る。
この公園は、既に何回か訪れているが、何故か藪蚊の季節が多い。
今回も、たたずんで写真を撮ろうとすると、早速藪蚊が集まってきた。
 

林試の森は、その案内の通り林業試験場の跡地をそのまま公園にしたため、巨木や変わった樹が多い。
なかでもプラタナス(スズカケノキ)の巨木の並木はすばらしい。
またユーカリやクスノキ、ケヤキ、ポプラの巨木も見事である。
変わった樹にはアメリカトネリコ、アメリカガシワ、セルペルセコイアなどなど。

クスノキの巨木
園内芝生広場にある。左に見えるケヤキ、後ろのシラカシ?も大きい。
ユーカリノキの巨木
園内東門近くにある。幹周は7〜8mあり、剥がれた樹皮が垂れ下がっている姿は異様でもある。
プラタナスの並木
西側、プラタナスの広場沿いにある。この広場の西側にアメリカトネリコがある。
プラタナス(スズカケノキ)の見分け方案内図
ケヤキの並木
雨上がりで、ケヤキの樹皮は黒々としていた
シマサルスベリノの巨木
普通のサルスベリに比べ、皮の剥けた後が白い。
林業研究発祥の地
だそうです。芝生の広場に記念碑があった。
冒険広場
池、ラクウショウの森
園内のちょうど中央にある池。トンボの説明があった。
セルペルセコイア
説明板には、世界一高い樹だとある。アメリカでは樹高100mになるそうだ。しかし説明板の後ろにあるその樹は、ちょっと貧弱で、6mくらいしかなかった。

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