2008年5月の徒然
2008年5月 2日(金) 曇りときどき雨(電池)
雨が降りそうな空の下、園地に寄ってセンサーカメラを回収してから大学にいく。大学の駐車場でカメラを確認すると、電池が切れていて、撮影枚数は2枚だけだった。何てことだ、電池の充足状態の表示があまり役に立ってない。フィルムを1本撮ったら電池を変えた方が良さそうだ。
大学では、2日前にセットした樹幹周テンションゲージのチェックをする。ブリッジ電源が自然と電圧低下するのを防ぐため、定電圧回路を組込んでみた。それの確認だ。ロガーのデータを見ると、とんでもない値になっていて驚く。測定現場にパソコンを持ち込んで確認をすると、電圧低下の測定用に、ロガーに入力した配線が相互干渉したようだ。電圧低下の測定を諦めて、ロガーをセットする。今日は電池にまつわるトラブルが多い日だ。
2008年5月 4日(日) 曇りときどき晴れ(ソウシチョウ)
前日の天気予報で、今日は好天気、お出かけするなら日曜日と、さかんに言っていたような気がした。それほどの天気ではなかったが、丹沢はまあまあだった。ただ、天気予報のせいか道路はどこもかしこも混んでいた。特に、観光地に行く主要道路が混んでいたのだろう。道志川の最上流から、菰釣山へのルートを歩こうとした。1ヶ月前には、ガラガラだったキャンプ場に、ものすごい数の車とテントが並び、入りきれない車が、林道を上に上にと進んで、途中のUターン地にテントを張り、さらに上の林道合流点に張り、さらには落石ゴロゴロの最上流林道ににまで入ってきていた。すごいキャンプブームなのだ。こちらは、その溢れる車に押されて、我が車を停めるところがなく、結局車止めまできてしまった。そこから菰釣山まで歩き、稜線上をぶらぶらして、車まで戻ってきた、戻ってきたら、そこにもテントを張っているグループがいた。いやはや、こんな林道にテントを張って、何が面白いのかとも思うが、冒険は心を興奮させる。ここに2泊は誰でも嫌だろうが、1泊なら楽しいのかもしれない。
稜線上で見知らぬ鳥の写真を撮った。図鑑で分からないので、NACSに問い合わせるとソウシチョウでしょうとのこと。特定外来生物の鳥で、日本の本来の自然環境の中で生息してしまうことが問題の鳥だそうだ。確かに、丹沢では最も手が入っていないエリアだと思うが。
ソウシチョウ(複数で稜線を飛び回っていた)