ヒメハギ

学名 Polygala japonica
別名
姫萩 分類 ヒメハギ科ヒメハギ属 (常緑多年草)
花が小さくハギに似ているための名。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄。朝鮮、中国、東南アジア
神奈川県 全域に分布し普通に見られる。日当たりの良い草地に生える。
花の時期 4月〜7月


日当たりのよい場所に生える。高さは10〜30cmほど。
茎は硬く、曲がった毛がはえる。
花の時期には見つけやすいが、夏にまわりの草丈が大きくなると埋もれてしまう。
上野原市秋山 130514


茎の途中に総状花序がつき、2〜3個の紫色の花が咲く。
左右相称、紫色の萼片2枚が横に張り出る。
花弁は3枚で、下側の花弁は先が細裂して房状になる。
一見はマメ科の蝶形花に似ているが、よく見るとより複雑でランのようにも見える。
上野原市秋山 130514


葉は互生し卵形〜楕円形で、先はとがり、縁は全縁。
若い茎と葉の周辺は紫色を帯びる。
上野原市秋山 130514


実は偏平な心円形の刮ハ。中に黒褐色の種子が2個入っている。
上野原市秋山 130708

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