コバノタツナミ

学名 Scutellaria indica var.parvifolia
別名 ビロードタツナミ
小葉の立浪草 分類 シソ科タツナミソウ属 (多年草)
花が片側を向いて咲く様子を、寄せる波に見立てた名。別名は葉の裏に毛が生えビロードのようなため。 原産・分布 本州、四国、九州
神奈川県 海岸地に多いが内陸や丘陵地にもある。
花の時期 5月〜6月


タツナミソウの変種で全体に小さく毛が多い。
道端や石垣のすき間、土手などに生える。写真は竹林内に群生していた。
神奈川県二宮町 130512


タツナミソウと比べ葉は小さく鋸歯が少ない。写真は開花前の個体。
神奈川県二宮町 130512


葉裏、葉柄、茎には短毛が密生する。
神奈川県二宮町 130512


花は頂生の穂状花序になる。それぞれが基部で90度で曲がり上を向く。
神奈川県二宮町 130512


花が終わると写真のように唇形の萼が口を閉じたように残る。
果実が熟すと膨らむ。
神奈川県二宮町 130512

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