タネツケバナ

学名 Cardamine flexuosa
別名
種漬花 分類 アブラナ科タネツケバナ属 (越年草)
田植えの準備で種籾を水に漬けるころ咲く花のため。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄。北半球の温帯に広く分布。
神奈川県 全域で普通に見られる。
花の時期 2月〜6月


群生。田の畦や水辺に生えるが、路傍や土手にも生える。
神奈川県三浦市小網代の森 150330


昔の稲作は立夏のころ(新暦5月初旬)に種まきをし、
旧暦皐月(さ=田の神 新暦6月)に田植えをした。
上野原市秋山 130506


奇数羽状複葉で小葉は通常3〜5対。根生葉の小葉は幅広になる。
厚木市七沢 110429


花弁は4個、雄しべは6個、雌しべは1個。
花言葉「勝利、情熱、不屈の心」 分かるような、分からないような…。
厚木市七沢 110429


果実は細長い長角果。
上野原市秋山 130506


花の終わった株。
越年草であり種を蒔けば株の寿命は終わる。
すでに葉は無くなっている。
上野原市秋山 160411


冬を越すためのロゼット。
上野原市秋山 141109


ロゼット上で咲く冬の花。
2月には咲き始めていた。
上野原市秋山 160301

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