ヤブレガサ |
学名 | Syneilesis palmata |
別名 | ||
破れ傘 | 分類 | キク科ヤブレガサ属 (越年草) |
若いころの根生葉の様子が破れた傘のように見えることから。 | 原産・分布 | 本州、四国、九州。朝鮮 |
神奈川県 | 。 | |
花の時期 | 7月〜9月 |
根生葉が1枚、茎葉が2〜3枚互生する。ともに葉身は円形で、7〜9の裂片に掌状深裂する。
さらに長く伸びた茎の先に円錐花序に頭花をつける。
上野原市秋山 120615
若い個体は根生葉が1枚だけで、
春先には名前の由来となった破れ傘のような形をしている。
厚木市七沢 100322
株が充実すると花茎を伸ばし頭花をつける。
上野原秋山 140519
花は円錐花序に頭花がつく。赤味のはいった蕾が可愛い。
上野原市秋山 120615
頭花は7〜13個の筒状花からなり、舌状花が無いのでちょっと地味。
雌しべの先の柱頭が2裂して反り返っているのが見える。
上野原市秋山 140708
受粉すると冠毛が伸びてくる。果実は冠毛のついた痩果。
上野原市秋山 140909
茎にできた虫こぶ。ヤブレガサクキフクレズイフシでミバエの仲間による。
よく見ると虫こぶの先端には小さな蕾ができている。
長い茎が太く短くなってしまったようだ。
上野原市秋山 120807