ヒメコウゾ 学名 Broussonetia kazinoki Sieb.
別名 コウゾ
姫楮 分類 クワ科コウゾ属 (落葉低木)
  原産・分布 本州(岩手県以南)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾
神奈川県 全域に広く分布する。
用途 和紙
かつて、和紙の原料として使われた。今は、ヒメコウゾとカジノキの雑種をコウゾと呼び、和紙の原料とする。しかし、実際の区別が難しいので、ヒメコウゾを通称コウゾとして、紹介されることが多い。雑種としてのコウゾは、県内での分布(逸出)はまれ。
ヒメコウゾは、写真のように雌雄同株。枝の基部に雄花、上部の葉腋に雌花が付く。コウゾは、雌雄異株が多い(雌雄同株もあるのでややこしい)。


港区
自然教育園
040417
この写真は、多分、コウゾと思える。暗紫色の毛は花柱。 雌花

群馬県
新治村
050604
集合果は1cmほどの球形。核果は6月頃に赤く熟す。甘いが花柱が残るためざら付く。
実際食べてみると、ほこりっぽい味であまり美味しくはなかった。


群馬県
新治村
040724

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