メタセコイア 学名 Metasequoia glyptostroboides
別名 アケボノスギ
水杉(中)
(漢字無し) 分類 スギ科メタセコイア属 (落葉高木)
名前は学名(属名)そのまま。 原産・分布 中国原産(1945年四川省で発見。1950年に種子が渡来)
神奈川県 自生は無い
用途 公園・街路樹、建築・器具材、薪炭
古くから化石で発見されていた樹で、1945年中国で生きた樹が発見された。1950年頃から、種子からの実生が、日本の各地に配られた。各地のメタセコイア巨木は、この時のものが多い。
秋には黄葉し、冬には綺麗な三角錐の樹形を見ることができる。
冬の樹

丹沢
札掛
060223
樹皮は赤褐色で、縦に裂ける。

新宿区
新宿御苑
020502
葉は羽状に対生し、線形で先端は尖る。巾1〜2mm、長さ1〜3cmで、断面は扁平。ごく短い葉柄がある。枝も対生する。よく似たラクウショウは互生なので区別できる。
新緑の緑は明るく綺麗で、街路樹に好まれる。

新葉


新宿区
新宿御苑
020502
雌雄同株。
雄花は枝の先に、長い穂状に垂れ下がる。開花は翌春だが10月には蕾の花序が枝先に枝垂れていた。
雄花序

茨城県
筑波
061019
雌花は枝に頂生する。熟すと褐色なり、乾燥時に中から翼を持った種子が出る。


種子の出た後の毬果
球果

厚木市
七沢公園
070930
葉の着いていた小枝は、秋に、葉と一緒に落ちる。冬芽からは、小枝と葉が同時に伸びる。 冬芽

品川区
林試の森
050325

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