ノウゼンカズラ 学名 Campsis grandiflora K. Schumann
別名 ノウショウカズラ(乃宇世宇加都良)
凌霄花(中)
凌霄花 分類 ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属 (落葉つる性)
平安時代に、薬用でノウショウと呼んだ。ノウショウカズラが変化した名。 原産・分布 中国原産
用途 庭木
茎は長くのび、付着根を出して、他のものに付着させて這い登る。 蔓・蕾

横浜市
港北区
(植栽)
020703
茎は古くなると木質化し、不規則に裂けて剥げ落ちる。

川崎市
(植栽)
040610
葉は対生し、奇数羽状複葉で、小葉は2〜6対。小葉の葉身は卵形で先は尖り、無毛、縁に粗い鋸歯がある。

川崎市
(植栽)
040610
凌霄花は夏の季語。7〜8月に、枝先に円錐花序を出し、直径6〜7cmの花を、花軸に対生して付ける。花冠は広い漏斗方で、先は5裂して平開する。花冠の外面が橙黄色、内面が朱黄色で美しい。
雄しべは4本、うち2本が長い。雌しべは先が舌状に広がって2裂する。通常雌しべの先は開いているが、何かが触れると閉じる。そして花粉が着くと閉じたままになる。
この花の花粉媒介者(ポリネータ)が、まだ分かっていないらしい。日本では結実しにくいと言われる。ひょっとすると、日本には居ないのかもしれない。


川崎市
(植栽)
040610

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