ランタナ 学名 Lantana camara
別名 シチヘンゲ、コウオウカ
(漢字無し) 分類 クマツヅラ科ランタナ属(常緑小低木) 
小さな花が次々に咲き、色が変化するのでシチヘンゲの名。 原産・分布 熱帯アメリカ (江戸末期に渡来)
神奈川県 自生はない
用途 庭木
園芸植物としてよく植えられているが、外来生物法における要注意外来植物に指定されている。当初は、沖縄や小笠原諸島で野生化していた。最近は関東圏の温暖な都会や沿海地の路傍でも野生化がみられる。
真冬に葉は紫色に変色しているが、一部に花も咲いた株。
野生化

三浦市
小網代
190122
よく枝分かれする。枝は四角形で、粗い短毛がある。

横浜市
港北区031116
葉は対生、卵形、鋸歯がある。触ると硬い毛がありざらつく。
暖地では常緑であるが、寒冷地では地上部が枯れて宿根草になる。横浜では常緑になりつつあるように思う。


横浜市
港北区031116
夏から秋にかけて葉腋から集散花序を出し、次々に黄色から紅色の花を咲かす。一つ一つの花の色が変化する。

横浜市
港北区031116
条件が良いと多くの実が熟し、ブドウの房のようになるが、写真のように少しだけ、あるいは皆おちてしまう花序もあるようだ。熟すと暗い紺色になり甘酸っぱいようだが有毒の情報もあるので要注意。 若い実

三浦市
小網代
190122

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