シバヤナギ

学名 Salix japonica
別名 イシヤナギ
柴柳 分類 ヤナギ科ヤナギ属 (落葉低木)
シバ(柴)にするヤナギの意。かつて里山の柴を、薪や垣根に利用した。 原産・分布 本州(東北地方南部〜東海地方の太平洋側)
神奈川県 全域に普通に生える。
用途 特になし
山地や丘陵に生え、1〜4mになる。枝はよく分枝し、横に広がる。

丹沢
神の川
070603
シバヤナギ樹
樹皮は赤褐色〜黄褐色で光沢がある。
小枝は細く、若い時に長い軟毛があるが、すぐに無毛となる。


丹沢
七沢
060409
シバヤナギ幹
葉は互生し、葉身は披針形または卵状披針形で、先は尾状にとがり、基部は円形か広いくさび形。縁には細かい鋭鋸歯がある。表面が緑色、裏面は粉白色。両面ともに若い葉に、細毛があるが、のちに無毛となる。 ・実

丹沢
神の川
070603
シバヤナギ葉
雌雄異株
3〜4月頃、展葉と同時に花をつける。雄花は、細長い尾状花序。短い柄があり、柄上に小葉が数枚つく。葯は黄色。
雄花

丹沢
七沢
060409
シバヤナギ雄花
雌花は、細長く、先が細くなる尾状花序。短い柄があり、柄上に小葉が数枚つく。 雌花

丹沢
塩水川
060413
シバヤナギ雌花
刮ハは6月頃に熟し、綿毛を密生させる。花序の長さはさらに長く10cmほどになる。

丹沢
日陰沢橋
070520
シバヤナギ実
若枝は赤褐色、黄褐色、帯褐緑色などで光沢がある。
冬芽は伏生し、包むように褐色の1枚の芽燐があり、合わせ目は見えない。
冬芽

丹沢
塩水橋
080309
シバヤナギ冬芽

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