ツクバネ

学名 Buckleya lanceolata
別名
衝羽根 分類 ビャクダン科ツクバネ属 (落葉低木)
実の形が、羽根突きの羽根に似ているためについた名。 原産・分布 本州、四国、九州(佐賀、長崎、大分)
神奈川県 小仏山地、丹沢北部、西部に稀に生える。
用途 特になし
やせた土壌の浅い乾いた尾根などを好み、ツガ、モミ、アセビなどに寄生して生える半寄生植物
樹のイメージはウツギに似ている。


群馬県
水上町
赤谷
070707
ツクバネ樹
葉は対生し、長卵形あるいは卵状披針形で、質は薄い。先は長先鋭頭、縁は全縁。基部はくさび形で、ほとんど無柄で枝につく。

群馬県
水上町
赤谷
070707
ツクバネ葉
雌雄異株。
花は5〜6月、淡緑色。雄花序は散房状で花弁は無い。
雌花は、枝の先につき単花。子房の先に、4枚の葉状の苞がつく。
写真は花直後。

横から見た雌花
雌花

群馬県
水上町
赤谷
070707
ツクバネ雌花
果実は10mmほどの楕円形で、先に苞を残している。 若実

群馬県
水上町
赤谷
071103
ツクバネ雌花
1年枝は緑色をしている。2年目から茶色く、木質化する。枝の先端は、種子が落ちた後は枯れる。
冬芽は、芽燐が茶色で4列に並ぶ。
冬芽

群馬県
水上町
赤谷
070203
ツクバネ雌花

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