ウラジロヨウラク

学名 Menziesia multiflora
別名 アズマツリガネツツジ
裏白瓔珞 分類 ツツジ科ヨウラクツツジ属 (落葉低木)
葉裏が白味を帯びるための名。ヨウラクについてはコヨウラクツツジを参照。 原産・分布 北海道(渡島半島)、本州(中部以北の太平洋側)、四国
神奈川県 箱根、丹沢のブナ帯に、変種のムラサキツリガネツツジがわずかに自生する。
用途 特になし
山地のブナ帯に生える。樹高は1mほどで、よく分枝する。

群馬県
みなかみ町三国山
120708
葉は互生だが、枝先に集まって輪生状になる。葉身は倒卵形または楕円形で縁には鋸歯状の粗毛がある。裏面の主脈上にねた白い長毛がある。

群馬県
みなかみ町三国山
090606
ウラジロヨウラク葉
花は5〜6月、枝先に5〜10個の花を開く。花柄は長く腺毛が密生する。花冠は約15mmの筒状で斜め下向きに咲き、先は5裂する。淡紫色で先の色が濃い。
花言葉 「きれいになって」


群馬県
みなかみ町三国山
120708
果実は球形の刮ハで上向きに熟す。花柱が長く残り独特の形状になる。 果殻

群馬県
みなかみ町三国山
090606
ウラジロヨウラク葉
冬芽は卵形または広卵形で先端は短く尖る。頂芽が大きい。頂芽の周囲に集中した側芽はやや大きいが下部につける側芽は小さい。
若い枝は淡褐色で長く寝た毛がある。
冬芽

群馬県
みなかみ町三国山
091108
ウラジロヨウラク冬芽

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