コナラの揺籃


オトシブミの一つ。アシナガオトシブミによる揺籃。
初夏には、よく似た揺籃が多い。葉を開いて葉の種類を同定する必要がある。
コナラの葉を小さく折り畳んで、中に卵を1つ生む。

小仏山地石砂山 100516


上の揺籃を丁寧に開いていくと、一番内側に1mm程の小さな卵が1つある。
群馬県みなかみ町赤谷 100605


オトシブミの仲間で、実を切り落とすハイイロチョッキリの仕業。
ドングリの中に卵を産み、枝ごと切り落とす。
実が熟す前、緑色のうちに葉がついた状態で落ちている。
9月になると多くの実が落ちているので分かる。
神奈川県二宮町 100911


ほぼ確実に殻斗に穴があいている。
枝の切り口は滑らかで折れたものでないことが分かる。
群馬県みなかみ町赤谷 090905