カントウカンアオイ

学名 Asarum nipponicum
別名 カンアオイ
寒葵 分類 ウマノスズクサ科カンアオイ属 (常緑多年草)
葉が葵に似て、常緑のためについた名。 原産・分布 本州(千葉県〜静岡県) 太平洋側の山地。
神奈川県 丹沢山地の東縁(津久井〜弘法山付近)と三浦半島の2つの地域に離れて分布する。
花の時期 10月〜2月


根が横に這い、先に対生に2枚の心形の葉をつける。
カンアオイの仲間は葉に独特の紋が出ることが多い。
道志山地石砂山 130415


秋から冬に葉柄の付け根に太鼓型の花をつける。そのままの形で冬を越し果実になる。花弁のような3枚の三角形は萼片。
写真は実になっている。
★薬効★咳、消炎、利尿。
生薬名「土細辛(どさいしん)」。開花期に根を掘り取り水洗いし日干しにする。
道志山地石砂山 100408


ギフチョウの食草であり、多分に幼虫の食痕。
道志山地石砂山 100408

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