ノコンギク

学名 Aster microcephalus var. ovatus
別名
野紺菊 分類 キク科シオン属 (多年草)
野原に生える紺色の菊の意。 原産・分布 本州、四国、九州。
神奈川県 ほぼ全域に分布し、日陰の林縁や林内に生える。
花の時期 9月〜11月


山野のどこにでも見られるキク。花が青みがかり美しい。
日照の有無にあまり影響されずに、地下茎で増るので群落を作りやすい。
群馬県水上町赤谷 121007


舌状花の花は淡青紫色、筒状花は黄色。
花言葉 「守護、長寿と幸福、忘れられない想い、指導」など。
上野原市秋山 121013


花を横から見ると総苞(茎との接続部)は短く半球状。
また総苞片は淡緑白色で、先端周辺が紫色になる。
上野原市秋山 121013


受粉後、冠毛が伸びてきたところ。
近縁のヨメナ属との相違点。ヨメナ属は冠毛がきわめて短いのが特徴。
上野原市秋山 121013


葉は長楕円形で大きな鋸歯があり、先は鈍く尖る。
各鋸歯も丸みを帯びている。
上野原市秋山 121013


春の芽生え。
キク科の全般に言えることだが、春の柔らかい芽は山菜として食べられる。
上野原市秋山 150421


若い株。茎は赤褐色で細かい毛が密生する。
上野原市秋山 140505

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