シロバナエンレイソウ

学名 Trillium smallii
別名 ミヤマエンレイソウ
白花延齢草 分類 ユリ科エンレイソウ属 (多年草)
エンレイソウに似ていて花が白いための名 APG分類 シュロソウ科エンレイソウ属 (多年草)
原産・分布 北海道、本州、四国、九州。朝鮮、中国、サハリン
神奈川県 丹沢、箱根、小仏山地のブナ帯の林内に生える
花の時期 4月〜5月


よく似たエンレイソウと同様に、林縁や明るいやや湿った林床に生える。地下を走る根茎で殖えるため、ときに群生する。
20〜40cmの茎の先に3枚の葉が輪生する。さらに数cmの花柄の先に1個の花が頂生する。
葉は菱形状の円形で先が短く尖る。ユリ科の草の葉脈は並行脈が多いが、エンレイソウの仲間は網状脈になる。
上野原市秋山 190422


春の芽生えは、3枚の葉をちまき状に巻いて顔を出す。
上野原市秋山 240415


顔を出すとすぐに小さな葉を広げる。この状態で全体が大きくなっていく。
上野原市秋山 210407


大きな3枚の葉の白いた花が頂生する。ドレスをまとい俯いて咲いているようにも見える。
エンレイソウは内花被片(花弁)は無く、3枚の萼だけの花被片だが、シロバナエンレイソウは萼片、花弁と3枚づつで、萼片が緑色、花弁が白色になる。6個の雄しべの葯も白色。
上野原市秋山 190422


花の終わり。萼片、花弁ともに平開する。
葉はエンレイソウより幅広になるようにも見える。
上野原市秋山 230422


未熟の果実。
上野原市秋山 230508


熟してきた果実。種子も黒ずんできたように見えるが、果皮はまだ緑色なので完熟には未だ、と思っていたら数日後に全体が無くなっていた。
落果した痕跡も無く、虫、鳥、動物、何かに取られたのか。種子繁殖の夢が遠のいた。
上野原市秋山 230716

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