アクシバ

学名 Vaccinium japonica
別名
灰汁柴 分類 ツツジ科スノキ属 (落葉低木)
漢字表記からの推測では、灰汁を採っていた柴ということになるが?。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州。朝鮮南部。
神奈川県 自生は無い。
用途 特になし
明るい林や林縁に生える。樹高は20〜70cmほど。よく分枝し、枝は開出して水平に広がる。

群馬県
みなかみ町
赤谷
090704
アクシバ樹
若い枝は緑色、無毛だが、古くなると灰黒色になる。
葉は卵形で互生する。先は鋭頭、基部は円形、縁に細鋸歯がある。表面は緑色、主脈上に微細毛があるほかは無毛。裏面は緑白色あるいは淡緑色で無毛。葉柄は1mmほどで短い。
枝・葉

群馬県
みなかみ町
赤谷
090704
アクシバ葉
花は両性花
6〜7月に本年枝の葉腋に単生する。蕾は下垂し、萼裂片は4、花冠は4裂。花冠は開くと写真のように外側に反って巻き上がる。
この花は同じツツジの仲間ではなくウリノキの花に似ている。


群馬県
みなかみ町
赤谷
090704
アクシバ花
液果は球形で、9〜10月に赤く熟す。先に萼歯が小さく残るのが特徴。

秋田県
深浦町
090831
アクシバ実

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