ネジキ 学名 Lyonia ovalifolia
別名 カシオシミ
捩木 分類 ツツジ科ネジキ属 (落葉小高木) 有毒植物
樹皮がねじれているのでついた名。 原産・分布 本州(岩手県以南)、四国、九州、中国中南部
神奈川県 丹沢、箱根、小仏山地の岩尾根に多い。多摩丘陵でも、乾いた丘陵地に稀に見られる。
用途 特になし
日当たりの良い山地に生える。幹はよじれたような縦筋が入る。よじれは左巻きになる。

丹沢
風巻の頭
060730
ネジキ幹
開いたばかりの葉は赤味を帯びている。 新葉

丹沢
檜洞丸
090503
ネジキ新葉
葉は互生し、葉身は卵状楕円形、または長卵形。洋紙質で両面にねた毛がある。縁は全縁。
★毒★全木、特に葉にテルペノイドのグラヤノトキシンを含む(痙攣毒)。


丹沢
風巻の頭
060903
ネジキ葉
花は5〜6月に、前年枝の葉腋から、総状花序を横に出し、白い壺状の花が多数、下垂して咲く。

群馬県
水上町
赤谷
100703
ネジキ花
刮ハは上向きにつく。ツツジの仲間には、花は下垂し、実は上を向くというのがよくある。サラサドウダンハナヒリノキアセビなど。 若実

丹沢
風巻の頭
060903
ネジキ若実
一年枝および冬芽は黄緑〜紅紫色でつやがある。冬芽は卵形で先端がややとがり、2枚の芽鱗が向かい合う。 冬芽

丹沢
風巻の頭
090330
ネジキ冬芽

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