モミジイチゴ

学名 Rubus palmatus var. coptophyllus
別名 キイチゴ
紅葉苺 分類 バラ科キイチゴ属ナガバモミジイチゴ変種 (落葉低木)
葉がカエデの仲間に似ているため。イチゴについてはヘビイチゴを参照。 原産・分布 北海道(胆振地方)、本州(中部地方以北)
神奈川県 全域に普通に自生する。
用途 庭木
東日本の山野の、日当たりの良い荒地や路ばたに、普通に自生する。高さは2mになる。茎には棘が多い。
写真のような群生地に足を踏み入れると、刺で引っかき傷だらけになる。
花期の樹

上野原市
秋山
110421
モミジイチゴ樹
4月ごろ、冬芽からのびた短い枝に、白い花を1個、下向きに付ける。 葉・花

横浜市
港北区
070324
モミジイチゴ花
葉は互生し、葉身は卵形で3〜5裂する。モミジの葉に似るので、モミジイチゴの名がある。葉柄、葉脈にも棘がある。

横浜市
港北区
070620
モミジイチゴ葉
果実は5月頃に、黄色に熟す。
★食★食べると美味しい。キイチゴの仲間では、もっとも味がよい。果実酒、ジャムなどにする。
初夏の山での、身近なデザートである。


横浜市
港北区
060515
モミジイチゴ実
枝や冬芽は緑色〜紅紫色で光沢がある。棘は細く、枝から直角に出る。 冬芽

横浜市
港北区
060515
モミジイチゴ実
キイチゴハケフシ。
フシダニの一種により形成される。葉が表、あるいは裏側に不規則に隆起し、隆起したところに、長毛が密生する。ダニはこの毛の間に生息するが、数が少なく見つけにくい。枝の表皮にも、形成することがある。
葉虫コブ

横浜市
港北区
070716
モミジイチゴ虫コブ

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