2005年2月の徒然

 

2005年2月1日(火)晴れ 塩水橋〜丹沢山山行

久し振りに自然公園指導員の山歩きをした。ルートはいつもの塩水橋〜丹沢山である。この冬一番の寒気が来ている中で、稜線が白く見えている丹沢に登るのに、ためらいが無いではなかったが、行けるときに行こうと気合を入れた。5時半に起き、6時過ぎに家を出た。8時には塩水橋に着くかと思ったが誤算だった。理由は分からないが、行くとこ渋滞の列で塩水橋は9時を過ぎてしまった。以前7時半に家を出たときと大して変わらない。イライラする朝だった。山頂には13時過ぎにたどり着き、新装なったみやま山荘でゆっくりとお弁当を食べることができ目的達成。帰りの道路はきわめて順調で、1時間半で家に着いた。山行記はおいおいアップします。丹沢山山頂からの眺めが、今月の表紙の写真です。

 

2005年2月3日(木)晴れ 新しいデジカメ

花芽のマクロ撮影をしようとすると地面にピントが合い、日陰では暗くてストロボモードになってしまう、今のデジカメのおかげで、撮影した写真の半分以上がボツになっていた。いろいろ調べて、一応満足できそうな機種を決め、近所のBカメラに先日下見に行った。手にしてみると多少かさばり携帯性が良くないが、性能的には充分な気がしていた。Bカメラでは5万円近い値段が、netで調べると3.4万円で売っている店がある。聞くと初めの2店は売り切れだった。3店目で在庫があり、早速銀行振り込みしたのが一昨日。今日、商品が届いた。今マニュアルを片手に試し撮りしている。

 

2005年2月6日(日)晴れ 2月のakaya

2月の赤谷の日から帰ってきた。1月よりもさらに雪が積もっていたが、国道や県道は除雪をしているためかほとんど問題なかった。チェーンも、いきもの村の中だけ必要になる程度だ。しかし2日間、雪はちらついていた。今のいきもの村での活動は、ひたすら自然観察といきもの調査である。どんな動物がこのエリアに生息しているのかセンサーカメラで調べている。出現する種類はほぼ限られてきた。哺乳類ではホンドタヌキ、テン、ノウサギ、イタチなど。それらが同じ個体なのか、巣穴はどこなのかの戸籍調査である。それをセンサーカメラでやる。ゆっくりだが確実にその戸籍を調べる。作業は単調だが推理をしながらの調査は面白い。

 

2005年2月7日(月)曇り 確定申告の準備

今日と明日、O園の仕事が空いた。いろいろやることが溜まっていたので、それなりに忙しい空きである。とりあえず確定申告の準備を済ませておくことにした。まずM園に源泉徴収票をもらいに行かなければならない。昨年、主なO園の仕事は人工手伝いだったために、外注費扱いだったが、M園ではパートの従業員だった。少しだが所得税も源泉徴収されている。電話をするとMさんも家にいた。仕事が空いて、確定申告なのだろう。家に帰り、エクセルの家計簿から必要な数字を、適当に拾いながら申告書を埋めていく。いろいろな用紙はどれもネットでダウンロードできる。ともかく空欄を埋めて申告書を印刷する。計算では、昨年の所得税は一昨年より少ない。何が違うのかよく見ると、社会保険費に倍以上払っていて、その控除額がほぼ税金の差になっていた。個人事業主の社会保険費(特に健康保険料)の大きさに改めて驚くと同時に、やはりそれが必要悪に思えてしょうがない。自動車保険もそうだが、保険金は使うが得、と誰でも思ってしまう。本質的に自制が効かないしくみだ。結果として、医療業界が繁盛する。

 

2005年2月9日(水)晴れ 実家の植木

暇が続いているので、延び延びになっている実家の庭の貝塚イブキの手入れをした。庭の隅に植えられ、大きくなり、フェンスの上から枝を思い切り外に伸ばしているので、簡単には刈り込めない。なんせ道路から4m以上の高さだ。それに、道路には車が多い。10時過ぎに始めて、昼飯を間にはさみ、掃除が終わったのが3時だった。まだ時間はあるのでモミジを1本剪定した。親父はよく手入れをしているが、下から高枝ばさみで切っているので、大して切れない。枝数が多すぎるのを、何とか少なくした。4時に終わり、その後親父と一杯飲んだ。

 

2005年2月14日(月)晴れ ポスティング

どうもO園は、仕事の空きが突然、長期化するするようだ。先々週の木曜日(3日)は、「じゃ、明日は空けましょうか」と言う感じで、先週の日曜日の連絡は「材料の手配が間に合わず月、火と空けます」、それがまだ続いている。ま、確定申告の申告書はできたし、実家の手入れも終わったし、後は営業だ。先週から近郊の住宅街に植木屋のチラシを配っている。今日も40枚ほど配った。庭を見て植木があり、少し手入れが遅れている感じのお宅にポスティングする。歩き回ってのポスティングなので結構疲れる。先日入れた家なのかどうか忘れてまた入れた可能性もある。いやいや、このチラシを保存してくれれば有り難いのだが。顔見知りの不動産屋さんにも預けた。

 

2005年2月15日(火)晴れ 塔ノ岳

空いているときに、自然公園指導員のノルマを稼がねば、と急遽塔ノ岳に登ることにした。5時過ぎに起き、6時には家を離れると、道路は順調で8時には林道終点の二俣に着いた。本当は林道をここまで入らずに、もっと手前から登った方が良いのだが。さすがに表丹沢はウィークデイでも登山者が多く、雪が少ない。大倉尾根にでると何人かの登山者とすれ違う。指導員の腕章を付けているのが、まだ慣れてなく、なんとなく気恥ずかしい。塔ノ岳の尊仏山荘にも登山者がおり、皆お互いに顔見知りの挨拶をしている。冬の平日に登ってくるのはやはり好き者の領域なんだろう。新米指導員は週末に登った方が良いのかもしれない。下りは、鍋割山を経由して二俣まで降りた。乗越尾根では、多分ノスリと思える猛禽の影を見た。杉の二次林では、オニシバリの花を写真に撮ることができた。満足である。

ピンぼけ写真ですみません                オニシバリの雄花

 

2005年2月16日(水)日大藤沢

午前中は、近所の税務署に確定申告を提出しに行った。雨の中、駐車場への車の列は長いし、提出窓口に並ぶ人の列も長かった。並ぶ人は、主にお年寄り(男女)、若い女性、「○○商店」なんて前掛けを付けたおじさん。

家で昼食を食べてから、地下鉄に乗り日大藤沢に行く。お世話になる予定のH先生のところに、研究テーマの相談に伺った。自分では、やはりテーマを具体化するのは難しく、与えられる方が楽だ。平日だけあって、研究室には7〜8名の先生や研究生がいた。鶴見の技術校で同窓だったMHさんと、同じ造園会社にいる研究生がいたりして、世の中狭い。H先生は少し多弁で、ともかく思いの丈をにこやかに饒舌に話されるので、こちらは相槌を打つだけになってしまう。そして、面白そうなテーマ案を頂いた。今年のマスターの生徒の研究が、下敷きになりそうで論文のコピーを頂いて帰る。さて、どれだけ楽しめるか。

 

2005年3月の徒然に続く

 

 

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